布ループのひっくり返すコツ
布ループをひっくり返すのは、途中で千切れてしまうとがっかりしますし
ループの中で塊ができて、縫うところからやり直さなければならず、損害としても大きなものがあります。
布ループの必要な長さよりも、長くして、幅を大きめにとった生地で平縫いをします。
右手で針板の溝を刻んである0.8㎜に右の指で確認をして、生地の地の目に添って、平縫いをします。
縫い代を細く切り落とします。輪のほうを三角に切り落とします。
縫い代の厚みを気にして、輪を残すように書いてあるハウツーもありますが、生地が一枚だと弱く、千切れやすいので、余裕のある太さの時は縫い代側を残します。
この素材が合皮で滑りにくいので、縫い代側でなければ千切れてしまうためでもあり。
そこで、生地端のミミを使ったり、この動画のようにロックで布端を始末したひもを最初に通してしまいます。
生地自体は、ひもで引っ張ることになり強い力がかかっても外れません。
ひもは千切れないようにするため、返し縫いは輪のほうを切り落とします。
縫い代側をひもに縫い付けて、何度か返し縫いをしてガッチリ留めつけます。
作業が終わったら、布を切り落とします。
布ループは必要ぎりぎりの長さで作ろうとしないこと。
必ず長めに設定して作ることで、余裕ができます。
お試しくださいね^^
3ミリくらいの布ループは、違う道具で引き出すのですが、それはまたの機会に。
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